BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Rendezvous in ベルーナドーム ライブレポート

 こんばんは。Nanashunです。

 どれほどの月日を待ち望んだでしょうか。発表から5ヶ月が経過した昨日、「BUMP OF TOUR 2024 Sphery Rendezvous」が開幕しました!今回はその記念すべき初日に参戦して参りましたので、その感想を書いていこうと思います。

 先ずはじめに舞台は埼玉県に位置する「ベルーナドーム」!私個人としては5年ぶりに2回目の参戦。しかもその5年前というのは、まさに「BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark」の時で、その当時はまだか高校3年生でした。懐かしいですね。その日もツアーの初日で、ただ平日で学校があったため、授業終わりにお父さんに車で送ってもらった記憶があります。まあそれはおいといて。

 グッズ一覧、ニコルかわいい、、

 いつも通り、グッズを身につけてフォトスポット?的な場所でパシャリ。いつもはフォトスポットがあり、スタッフさんが撮ってくれるのですが、今回はなかったです。あれがあると綺麗に、かつスムーズに撮れるので、また復活してほしいです。


 ※ここからセトリによるネタバレを含みます。



 ライブが始まりました。ツアー初日ということで、たくさんセトリ予想もした中で、気になるのはオープニングの曲。その記念すべき一曲に選ばれたのは「Sleep Walking Orchestra」。正直、過去のライブと比較すると爆発的にアガる曲(「アカシア」「メーデー」など)ではなく、どちらかというとコンセプトを重視した今ツアーは、楽曲終了後の合図と共にツアーのロゴが巨大スクリーンに映し出されました。会場が一気に引き締まった中、続く2曲目ではなんと自分があらゆる音楽の中で人生で一番好きを公言している「Aurora」が披露されました。これには当たり前のように涙が出てきました。(ただ今回は別の理由もあり、それは本ブログ最後に記載予定)ちなみに、この「Aurora」は5年前の「BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark」 では一番最初に披露され、あの時の身体中にわたる衝撃は今でも思い出すだけで鳥肌ものです。さて、New Alubm「Iris」を引っ提げた今ツアーでは、そのアルバムから多くの楽曲が披露され、特に6曲目に披露された新曲「青の朔日」は、音源で聴いてとても好きな一曲でしたが、ライブで聴いてさらに好きな一曲になりました。またライブ終盤に披露されたBUMPの十八番といっても過言ではない「天体観測」では楽曲中銀テープも放出され、ドームの全てを囲い込むような美しい紙吹雪が舞っていました。ちなみに、一緒に行った2人のも含めてみんな一つ持ち帰れました。そして、今ツアーの締めを飾るのは同じくNew Alubm「Iris」から「窓の中から」。この曲の良いところはもちろんメロディや歌詞もそうですが、何より合唱できるところですよね。みんなでところどころ合唱できるのがライブを共に作っている感満載で、締めにふさわしい一曲だったと思います。あっという間に16曲が披露され、幕を閉じたツアー。と思ったら、忘れてはいけないアンコール。特にこのアンコールが昨日は過去参戦した中でも上位に入るのではないかというほどの選曲で、とても良かったです。先ずアンコールで最初に披露されたのは「カルマ」。何が来るのだろうと静まり切った会場を一気にぶち上げるようなイントロは、観る人の身体を魅了していました。そして、本当の最後に披露されたのは「虹を待つ人」。ちなみに、自分は昨日のツアーではこの「虹を待つ人」が優勝でした。New Alubm「Iris」からじゃないのかよ、と思うかもしれませんが、ごめんなさい。「虹を待つ人」が良すぎました。先ず言うまでもなく、これもイントロ。一気に身体中に稲妻が走るようなスタートは今思い出しても鳥肌ものです。またサビでのコール&レスポンス。正直、「窓の中から」よりも昔にリリースされていることからもファンの認知度も高く、その声量はドームとなればそれはそれはものすごいエネルギー量でした。そして、間奏のヒロのソロギター。楽曲を聴いている時でさえかっこいいのに、ライブで聴いたらそりゃもうカッコ良すぎですよね。「虹を待つ人」、優勝でした。簡単ですが、「BUMP OF TOUR 2024 Sphery Rendezvous」の振り返り以上となります。

 ちなみに、席からの見え方はこんな感じです。ドームなので少し距離は感じましたが、その分全体を見渡せる座席であり個人的には満足でした。


BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Rendezvous in ベルーナドーム セットリスト


1.Sleep Walking Orchestra

2.Aurora

3.なないろ

4.車輪の唄

5.記念撮影

6.青の朔日

7.strawberry

8.飴玉の唄

9.星の鳥

10.メーデー

11.レム

12.SOUVENIR

13.アカシア

14.クロノスタシス

15.木漏れ日と一緒に

16.天体観測

17.窓の中から

アンコール

18.カルマ

19.虹を待つ人



 いかがだったでしょうか。さて、ここでブログ中お話しした「Aurora」での涙の訳を最後書いていければと思います。ただ、「涙の訳」なんてかっこよく言いましたが、全然美談でもなんでもないです。むしろ怠惰に近いような内容です。実はこの夏の1ヶ月間、意外にも楽しいことより悔しいとか苦しいことの方が多くて、それで涙が溢れました。でも、わざわざそんなのを全面的に出してきたわけでもなければ、むしろそんな悲劇のヒロインずらもするのも好きではないので、自分の中でグッと堪えていました。そして、それが5ヶ月間楽しみにしていた昨日溢れた、ただそれだけの話です。実際、「Aurora」にはこのような歌詞もあります。


溜め息にもなれなかった
名前さえ持たない思いが
心の一番奥の方
爪を立てて 堪えていたんだ


悔しいとか苦しいとかそういう感情はあっても、それが露骨に出せない(溜め息とか)ことが心の一番奥底で堪えていた、というこの歌詞はほんといつ何度聴いても自分の人生を好転させてくれました。そんな楽曲によりによって昨日出会うことができました。ほんとそういう意味でも昨日は温かくて、だけどエネルギッシュで間違いなく今年一の最高のライブでした。また藤くんのMCにもありましたが、「古い曲というのは新しい曲が世の中に出るたびに居場所が奪われていくはどうにもできない事実である。それでも、聴いてくれる人がいることでその居場所は守られていくこともまた事実である。」と。それでいうと、ブログにも記載した通り、どれだけ新曲が出ようと、「Aurora」や「虹を待つ人」に救われた人がいるわけです。もちろん新曲に救われた瞬間も含めてですが。だから、結論新しかろうが古かろうが自分にとってはBUMP OF CHICKENが全てです。そんな全てを感じられた昨日の延長で、未来に待つであろう悔しみや苦しみも乗り越えていければなと思います。そんな感じでライブレポート終わり。読んで頂き、ありがとうございました。

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