名前さえ持たない思いが

 こんばんは。Nanashunです。

 最近の自分の話をします。最近の自分は前回のブログで書いたうように仕事もあまり振るわず、大切な人も傷つけてしまったりと、なんだか空回りしてしていました。今回はその空回りの中で起きた話をします。

 結論から言うと、自分は昨日好きな人に想いを伝えました。ただこれが「告白」と言われれば、ピンとこなくて、自分でも何がしたかったのかよくわからない感情でした。でもそんなこと言ったら、想いを伝えられた彼女はもっと困惑するはずです。実際、自分はその彼女を困惑することになりました。空回りしているなと思います。でも、ヒントはその空回りに隠されていたと思いました。ここ最近、かなり身体的にストレスがかかっていて、冷静な判断が難しくなっていました。しかしその思いと反比例するように彼女への想いを強くなっていき、それが昨日放たれたようなイメージです。こうやって分解してみると、結局先月から自分は何も変わってないなと思います。というのも、先月も自分ひとりで解決できない感情を誰かにぶつけることで楽になりたい自分がいたからです。結局自分はどこまでいっても自分よがりなんだなと、自分自身の弱さを再確認しました。実際、彼女に「もし私が同じ気持ちだったらどうしてたの?」と言われた時は、すぐに言葉が出てきませんでした。つまり、自分の感情を清算したいだけの愚かのやつだったわけです。情けないなと思います。でも、そんな自分でも情けなくない部分があるとすれば、それは想いの伝え方です。

 実は、その想いを伝えるまでその日だけでもだいぶ時間がかかりました。それはきっと、自分の中で葛藤が絶え間なく続いていて、タイミングばかりを見計らっていたからです。それでも「伝える」と決めた時は、今言葉で紡いだような背景は全くのぞき、ストレートに好きな気持ちを伝えました。言い放った時は気持ちが楽になったと共に、とは言え彼女を困惑させてしまったことに気持ちは清算されることなくでした。ずっと、空回り。ずっと解放されない自分。ずっと振り回される彼女。もう何してるんだろうと、久しぶりに絶望感のようなものを感じました。それでも、彼女がそんな情けない自分にも唯一褒めてくれた部分、それが「想いの伝え方」でした。太陽のような彼女は、これまでも何人もの人に想いを伝えられてきたそうですが、その中では一番想いの伝え方がストレートで良かったらしいです。これを聞いた時、あの時ちゃんと保険かけて逃げれるような言葉を言わずに、真っ直ぐ想いを伝えて良かったと思いました。いつも色々考え込んじゃう自分ですが、考え込んで出した答えに自信がある時は、ものすごく真っ直ぐ言えるんですよね。だから、せめても想いで爪痕は残せた点は良かったかなと思います。それでも、やっぱり今残る気持ちはそうは言っても失恋のような気持ちに近いです。でも、それってそれだけちゃんと彼女に向き合っていた証拠でもあるので、それなら好きになれたことを誇るべきですね。

 また来週からは普通の日常に戻ります。心はまだ不安定で、解放されることはないですが、それもほとんどは自分がはじめた物語です。それならそれに向き合っていくのが使命ですし、そうでなくちゃ想いを伝えられただけの彼女に格好がつきません。もうこれ以上自分にとって大切な人に迷惑をかけるのはやめにしたいです。だから例え今は辛くても、乗り越えていかなければなりません。そんなに強い方の自分じゃないし、なんなら弱い方の自分だと思っていますが、大切な人のために頑張ろうと思います。

 読んで頂き、ありがとうございました。

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