合言葉

 こんばんは。Nanashunです。

 今回も今回とて、彼女の話。自分の生活は彼女なしでは語れないのか言われればそうではありませんが、ただシンプルに彼女といる時に良くも悪くも感情が揺らぐことが多いので、そういう時にブログを書きたいなと思うのです。ですから、今回もそんな心の奥底を言語化できればと思います。

 先ず、結論から言うと自分たちはまた喧嘩しました。出会って半年、仲良くなって3ヶ月くらい、そのうち1ヶ月の間に今回で3回目の喧嘩です。普通、なかなかないですよね。だから、自分たちも「普通じゃないね」というのは承知の上で変な関係が続いていました。その変な関係を先一昨日、彼女がもう辞めようと言い出したことで喧嘩になりました。先ず、彼女が辞めたいと思った理由ですが、それはこの関係がお互いを傷つけてしまうからです。確かに、それは自分もそうでした。この短期間の中で喧嘩をして、その度にお互いが傷つけ、傷つけられていました。しかしそれでも続いていたのは、それでも楽しいよね、という瞬間が勝っていたからですが、ついにそれが逆転してしまったわけです。言葉にすれば確かに納得できる内容かと思います。しかしながら、自分はあまりにも急であることに動揺が隠せず、それがトリガーとなってまたしても言い合いになってしまいました。ちなみに、この話はよりにもよって電話で、しかも感情が深まる夜中ということもあり、お互いの言葉も冷たく、もう本当に戻れないのではと少なくとも自分は絶望していました。それでも、今までも喧嘩しては仲直りをしてきましたし、実際ある日のLINEでは、「喧嘩しても仲直りしよ」というお互いの合言葉がありました。だから、自分はその言葉だけを頼りに、もう一度話し合おうと、しかも今度は顔の見えた対面で、しかも心が健やかな日中にしようと、提案しました。すると彼女も話し合いに賛成し、すぐさまその日は訪れました。

 昨日、その日はやってきました。前日の雨が嘘かのような青天に恵まれた昨日は、あまりにも皮肉で、だけどどこか暖かくて、温もりの感じる日でした。移動中、音楽を聴きながら心を穏やかに保とうとするも、時にくる楽曲のエネルギーに泣きそうな時もありました。それでもきっと大丈夫と自分に言い聞かせながら、目的地へと歩を進めていました。約束の時間になると、彼女も予定通り現れました。ちなみに、今回話し合いをする場所はレンタルスペース。それは前日に、彼女がちゃんと公園やカフェみたいな民間スペースではなく、ちゃんと話し合いできる場所として提案してくれた場所でした。どういう顔で会えばいいのか、なんて考えていた自分が杞憂であるくらい彼女は相変わらずの太陽のような姿で自分に声をかけました。いつもみたいに微笑ましい、とはならず若干愛想笑いに近いような笑顔も、心の内はホッとしていた自分がいました。レンタルスペースに入るや否や、自分たちは早速本題である話し合いをしました。話し合い、と言っても基本は一昨日電話で話したことの整理でした。ただ、自分としては傷つけたことを最優先で謝罪したくその旨を伝えると、彼女も同じように謝罪したいことを伝えてくれました。これで先ずはお互いの気持ちが整理できました。次に、整理しました。あれはどういう意味、これはあーゆう意味と言ったような話し合いです。でも、良くも悪くもなのかもしれませんが、自分たちはその電話が夜も更けていたこともあり、あまり覚えてないという形で、これに関しては正解とか不正解を求めるというより、こういうことが起きるたびに、ちゃんと仲直りしようねという結論に至りました。

 そんな感じで、話し合いは1時間もなく終わってしまいました。ただ、レンタルスペースは3時間とってしまっていたので、あとの2時間はいつも通りの自分たちで過ごしていました。ケンタッキーをテイクアウトしたり、好きなBUMPのMVを見たり、いつもの日常をその中に詰めていました。その日常に戻れたことに自分はホッとしたと当時に、やっぱりこういう日常もいずれは終わりが来てしまうという寂しさもありました。ですが、それも今回でしっかり覚悟できたと思いますし、その時が来たらもちろん動揺もするかもしれませんが、しっかり彼女を応援できるような人になりたいですね。でも、ほんとこれが果たして正解か不正解なのか、正直今もわかっていません。それでも誰が決めた正解でもなく、自分たちで導いた正解であれば、それは誰にも否定はできないと思います。だから、これが例え一般的に理解されなからろうと、自分が傷を背負おうと、それも承知の上で自分たちはこれからもそういう選択をします。いつかはきっと来る。でも、そのいつかが来た時にちゃんとまた話し合いができるように、合言葉は「喧嘩しても仲直りしよ」。

 読んで頂き、ありがとうございました。

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