届いていますか

 こんばんは。Nanashunです。

 最近はブログの頻度も落ちてきた中で、1記事1記事が貴重なものになっている気がします。もちろん、今まで書いてきたすべての言葉が貴重であるのですが、どちらかというと今までは「書こう」だったのが、今は「届けたい」というようなものになっている感覚があります。どちらも巡り巡って一緒なので、これはもはや感覚でしかありません。でも、これもまた感覚ですが、「届けたい」という言葉には力強さがある。そんな力強いブログを今回も書けたらと思います。

 さて、6月ももう終わり、気づけば1年の半分が過ぎていました。早いな、と思う中で、彼女とももうそれくらい時を過ごしているのかと思うと、少し感慨深いものがあります。ですが、自分たちは最近会うことができていません。それは予定が重ならなかったことや自分の親知らず抜歯、彼女の体調不良などが上手く噛み合わなかったのが要因です。それは一言で言えば、寂しい。その気持ちに嘘はつけません。実際、お互い寂しい夜は何度かあり、不意打ちの電話も多かったような気がします。時にはその優しさで喧嘩もしたり、空回りしていたなと思います。しかし、そういうしんどい時間もポジティブに捉えることができたのは、少なからず自分においては彼女の存在です。自分の小ささを彼女の寛容な心から何度も痛感させられます。しかし、そこには大きな不安がありました。職場も部署も同じな自分たちにとって、会う頻度は高いのがデフォルトですが、今回は前代未聞の1ヶ月間土日に会うことができないのです。しかも、このブログが上がってからの一週間は彼女は家族で海外旅行のため、平日すら会えていないのが現状です。

 兼ねてから心配症で、寂しがり屋の自分にとっては、とても辛い事実で、こうしてブログを書いている今も、なかなか心はもどかしい気持ちばかりです。でも、これが何かに取って代わるものかと言われれば、そうではありません。好きなYouTubeを見ても、話題の映画を見ても、それがその穴に埋まることはありません。何をしていても、というと大袈裟かもしれませんが、1日の中で彼女のことを考えない時間はほとんどありません。そういう中で、「会う」という時間がないのは、いくら繋がっているとは言え、そこにはとても辛いものがあります。でも、辛いと言われた彼女の気持ちを思うとそれも違うと思ったりして。せっかくの海外旅行なら気兼ねなく楽しんで行ってほしいです。でも、どうしてもそう思う自分も同じ容量で自分の中に位置していて。それが日が重なる度に募っていくばかりです。何が正解かがわからない、だからこそまたしてもここに戻ってきてしまうのだろうと思います。でも、不思議とブログを書いている時は自分に、自分の言葉に集中していて、自分の中にあるネガティブな気持ちもポジティブに変換できていたりします。だから結局は、自分はこうして弱音や駄々を捏ねながらも、乗り越えてきました。だから、何も心配することもないのですが、ただ1人の人間の感情として、今日と自分を自分と認識する限りです。

 そんな自分が彼女に今伝えたいことは、「届いていますか」という一つの問いです。何を届けているの?なんて惚けたことは言わないでほしいです。伝えたいことはただ一つ、「届いていますか」。自分の、この自分の弱さからくる寂しさ、しかし寂しさだけでは終わらない強さ、全部、全部、届いていますか。あなたを想うこの気持ちも全部、届いていますか。彼女は普段自分と比べて伝えることを恥ずかしがっています。だから、時にそれが本当に好きなのか心配になるし、それがあって不安が巡り巡ってくることもあります。でも、それは一旦置いておいて、自分の想い、言葉、届いていますか。会わなきゃ、顔が見えなきゃ、抱きしめなきゃ、届かないものじゃないのですか。海を越えて、空を渡って、国が変わっても、届くものですか。あなたが伝えてくれなきゃ、わからないです。わからないから、自分はこうやって伝えるんです。そうやって、時間と距離を飛び越えて、自分のこの手からそこまで伝えてきた想いがあります。それらは届いていますか。時間が解決するという言葉はありますが、解決するように努力できたのはその人自身です。何もしないで、忘れられた痛みや傷なんてないのです。それと同じように、今日もまた時間が解決する、なんてこと信じず、自分は自分の努力で明日を掴んでいきます。そうして、伸びた光の先に、彼女がいる。元気になって、その日を待ち望んだ彼女がいる。その姿を想像しただけで、明日は楽しみになる。明日はいつか、今日になる。届いていますか。また会いたいです。その時まで積もる話を溜めておくので、彼女も同じように話を積もらせてくれたら嬉しいですね。

 読んで頂き、ありがとうございました。

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