結
こんばんは。Nanashunです。
最近、自分のブログを楽しみにしてくれる人がいるので、自分もブログを書くことを楽しみにしています。だから、今回も自分の言葉を待っている人に向けて、自分は言葉を紡ぎたいと思います。
一昨日、またしても自分はいつもの彼女と公園にいました。いつも通り、ベンチに二人腰掛けて、二人で鬼ごっこして、二人で飲み物を飲んで、時に二人の体温に触れてと日常の一部を繰り返していたわけです。そんなことを繰り返していたら、とうとう一昨日、二人とも終電を逃してしまいました。でも、なぜかお互い帰りたくなかったのか、むしろそうなったことを喜んだかのように、星降る夜空ではしゃいでいました。それでも帰る場所がなければ、風邪引く季節です。さすがにホテルを探して、午前二時の東京を二人で歩いていました。
ホテルに着くや否や、自分たちはまたしてもお互いの体温に触れ合っていました。その触れ合いの中で、彼女が少し動揺する場面が訪れました。でもいつも動揺するのは決まって自分の方なので、その様子には何かいつもと違う雰囲気を感じ、またしても自分も動揺する形となり、なんだか不思議な空間が存在していました。沈黙もありながら、あるタイミングで彼女が「こんな時に言うことじゃないんだけど」と切り出した時には、自分もただごとじゃないと思い、いつも以上に意識を向けました。しかし、それからなかなか言葉が続かない彼女。自分も心の内では早く聞きたいと思いつつも、「言いたくなったらで大丈夫」と自分ではなく彼女の心を優先した気遣いをしていました。そういう安心感がやっぱり彼女にとってはいいのか、少しすると彼女は話せる覚悟ができました。しかし、彼女から待っていた言葉は、またしても自分の心を動揺させる言葉でした。というのも、そんな彼女が言葉として放ったのは「好きな人ができた」というものだったからです。この時、自分は彼女はもうこの関係を終わらせたいと思って勇気出して言ったんだ、と思いました。これにはもちろん動揺はしましたが、でもブログでも書いてある通り、いつか来る瞬間が来ただけです。覚悟も多少はしていましたから、前ほどその言葉に感情的になることはありませんでした。しかし、彼女の言葉はそれだけで終わりませんでした。続く言葉として彼女は「今目の前にいる人」と言いました。この言葉を最初聞いた時、流石に予想だにしない言葉に自分は耳を疑い、何度か自分の中で言葉を整理していました。しかし、こういう時に限って、自分の思考力は低下していて、正常な判断ができませんでした。それでも彼女に確かめるような言葉をかけながら、自分の中で一つ一つ答え合わせしていました。そしてその言葉の先に待っていた目の前の人とは、紛れもなく「自分自身」でした。これに気づいた瞬間、言葉よりも先に感情が漏れてしまい、それはこの世界では涙と呼ばれるものでした。なんと言うか、嬉しくて、温かくて、幸せな瞬間が言葉になる前に涙となって溢れてしまいました。それを見た彼女もまた動揺していました。だから、自分も彼女を安心させるために「俺も好きな人いる、今目の前にいる人」と鏡のような言葉で彼女の言葉に答えました。こうして僕らは喧嘩もして、傷つけもしながら、それでも乗り越えて、安心できる存在として結ばれました。
日を跨ぎ、お別れした中で自分は一人になってから音楽を聴きました。付き合ってからはじめて聴く音楽、というのに勝手に価値を感じていた自分は何聴こうかとプレイリストを漁っていました。そこで自分が選んだのはSaucy Dogの「結」という曲でした。日頃、恋愛ソングをあまり聴かない自分が珍しく好きな恋愛ソングです。メロディもそうですが、歌詞がほんとに自分たちのことを表しているみたいで大好きです。あとタイトルの「結」っていうのがよくて。これはなんというか彼女のことを表しているみたいで大好きです。でも、この先結ばれた関係が絶対解けないとはいえません。だからこそ大切にする心を忘れず、解けそうな時こそ結び目にしっかり向き合っていきたいですね。でも根拠もないですが、自分たちなら大丈夫な気もしてて。というのも、今言ったことは、結ばれる前から実はやってきたことだからです。だから、未来を不安視せず、これからもたくさんの楽しいを彼女と作っていきたいですね。それが彼女も同じ気持ちならいいなと思っています。そんな感じで、今回はこの辺でブログを結びます。
読んで頂き、ありがとうございました。
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