MVPと最近のこと

 今回も不定期に書いている社内コンペティション(通称:MVP)に1ヶ月ぶりに出場したので、その感想と最近のことについて書いていきたいと思います。

 先ず、今期(9月〜2月)は4回のMVPに出場し、目標だった本戦も出場することができました。MVPに出場すると、メンバーからコメントをもらえるのですが、そこで多かったのが、勝ち負け問わず、内容の良し悪しに関わらず、継続できる強さでした。改めて、MVPは自分の良さ、それこそ強さを再確認させてくれる場であると今期はすごく実感しました。確かに、今回も結果は振るわなかったですが、なんだか前ほど自分に落ち込むことも無くなった気がします。でも、落ち込まなくなったのは、悔しい思いをしなくなったのかと言われればそうでもなくて。やっぱり勝負するからには勝ちたいです。結局、今期はなんだかんだ最後まで1位には届かなかったですし、ある先輩にも勝てなかったなあと思いました。でも、それ以上に周りの人が自分の勝ち負けよりも大切なことをコメントを通して伝えてくれたので、やっぱりMVPはやめられないなと思いました。社長が代わり新体制になって、それこそ最近はMVPのプロジェクトメンバーとかにも選ばれて、改変ばかり求められていますが、自分の好きなMVPは間違いなくここにありました。これからどうなるかは正直まだわからないですし、変わってしまうことに寂しさはありますが、逆に変わる前に精一杯楽しめた自分、立派だったと思いたいです。評価とか定性とか云々に、心から楽しんでいました。いつも緊張もしますし、汗もかきますが、最高の4〜5分です。またこれくらい熱を通わせたくなるものに出会えたらいいなというか、今度はそれを生み出す番なのかな、とか思ったりもしました。でも、何よりも先に楽しむことは大切にしたいです。

 さて、そんなMVPがあった昨日ですが、午後には営業指標であるKPI(目標)を達成することができ、最近のやるせない気持ちを一気に吹き飛ばすことができました。そんな日にまたしても彼女と帰っていたわけですが、隣の彼女はいつもよりも嬉しそうでした。それもそのはず、最近は何かと上手くいかないことの連続で、彼女にもなかなか「自分らしさ」が出ませんでした。思えば、彼女が好きな自分は上手くいかないことにも決して悲観せず、前向きに立ち向かっている姿でした。そんな姿が久しぶりに彼女の瞳に映ったのです。彼女も喜び、というか安心の方が大きかったかもしれません。そんな彼女を見ることができて、自分まで嬉しく、もちろん安心もできました。いつも何かと空回りしては、自分のこと、ましてや彼女のことを信じられない時もある自分ですが、そんな中でも彼女はいつも自分自身と自分のことを信じて疑っていません。特に、彼女の言葉でいいなと思ったのは


自分を信じられなかったら、

代わりに私がその分信じるよ


というものです。とても真っ直ぐで暖かくて、力強い言葉だと思いませんか。自分はこの言葉を聞いた時、とてもエネルギーが湧いてきました。そしてそれは、また頑張ろうとそっと背中を押すものでした。彼女にも伝えましたが、もちろん今回で全ての自分の気持ちが晴れたわけではありません。どうにもできない悲しみや向き合わなくてはいけない苦しみも正直まだまだあります。でも、そんな時でも信じたいのは、自分自身です。乗り越えられる、変えられると信じて進むほかありません。そういう強さをいつも教えてくれる彼女には、やっぱり隣にいてほしいですね。それだけは何だって疑っている自分ですら、とても強く信じているものなのです。

 読んで頂き、ありがとうございました。

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