2つの太陽

 こんばんは。Nanashunです。

 さて、心身が疲弊している時というのは、どうしても誰かの温もりに触れたいものです。でも、それは物理的にその温もりに触れている必要はなくて。誰かが生んだ言葉や誰かが残した思い出で、代用が効くものだと思っています。では、何が大事かと問われれば、「誰」が生んだ、残したかだと思っています。そこで今回は、他の誰でもない「彼女」が生んだ言葉、残した思い出について、書いていきたいと思います。

 昨年のクリスマスの日のブログ、覚えているでしょうか。お互いに手紙を読み合った日のこと。あの手紙、実は書くきっかけはこの「Nanashunのブログ」だったそうですね。何年も前から自己満足で書いていたブログが、まさか誰かに影響するなんて、しかもそれが大好きな彼女に影響するなんて、5年前の自分に言っても信じてもらえないなと思います。でも、彼女は自分と違って「感動的なことは言えない」と書いていました。しかし、LINEでの彼女の言葉を知る限り、彼女の言葉でいい言葉だな、素敵な表現だな、と思う瞬間は何度もあるので、そんなことはないと言いたいですね。その中で先ず彼女が伝えたかったことは、「ありがとう」と「だいすき」らしいです。これを先ず最初に持ってくるのが彼女らしくていいなと思いますし、その後に自分たちの軌跡を辿るような言葉には想い出を想起させるものがありますね。今でこそ、仕事がしんどい自分たちですが、彼女の言葉にもあるように「お互いに助け合って、足りない部分を補っている感じ」は、今だからこそ思い出したい言葉でもありました。そんな自分と出会えたことに嬉しいという彼女を前に、自分も出会えたことに感謝しています。続けて、友達のままでも楽しかった彼女も、恋人になりさらに人生が鮮やかになったそうで。でも、これは自分の方が思いは負けないかなと思うくらいには、自分は友達の頃から彼女が大好きで。だからこそ、恋人になれたあの時は、この上ない幸せな気持ちでいっぱいでした。不器用だけど、一生懸命なところが好き、なんて言われていますが、今は彼女の方が一生懸命に頑張っていて、そりゃ心配にならないとは言えないですが、そんなところも今では大好きです。また、胃腸炎にも触れられていました。懐かしいですね。彼女の家に胃腸炎になってまで行った夜。やっぱりこの時も彼女は自分の体調回復が何よりの安心だと書いています。であれば、やっぱり今不安定な自分を見て、彼女が安心できるはずもないですよね。しっかりしないとな、と思います。その日の朝、電車で泣いてしまったことにも触れられていました。確かに、彼女は強い人なので、滅多に自分の前では涙を見せません。その一方、自分はこの手紙から今日まで何度涙を流したのでしょうか。情けないと思います。でも、そんな熱いところも好きだと言うので、悪い気はしませんね。そして、彼女は自分の言葉そのものにも触れてくれました。「相手を慮ることができるから、寄り添い方を知っているし、だから言葉が届く」。もしかしたら、彼女に自分の言葉が届くのは、こういう理由があったからかもしれません。自分では照れ臭いですが、彼女がいうならきっとそうなんだと思います。本当にいつもありがとうですね。

 最後に、彼女は自分が太陽と言われることに対して、僕自身の「言葉」が太陽であると伝えてくれました。そして、これら自分の紡ぐ言葉が、彼女にとってエネルギーになっていることも書かれています。そうならば、今しんどい時期もやっぱり自分には言葉しかないな、と改めて再確認させてくれますね。さらに、その言葉を1番近くで感じたいと言っていますが、自分も届けるなら1番最初は彼女がいいです。照れ臭いからと、手紙はここで終わっていますが、これだけでも充分すぎるほどの愛をいただきました。今は確かにお互いしんどいかもしれませんが、これまで届けてくれた言葉、これから届けてくれる言葉を信じていれば、きっとまた乗り越えていけると、これもまた信じています。だから、自分は今日も言葉を紡ぐのです。

 読んで頂き、ありがとうございました。

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