とけるのは
こんばんは。Nanashunです。
昨日は、何の日か知っているでしょうか。クリスマスほど世の中的に盛り上がるイベントではなくても、大切な人がいる人にとっては心底待ち遠しいイベントがあります。バレンタインデーです。そんなバレンタインデーですが、今年は自分にもそのイベントを楽しみにしていい権利をもらえたので、今回はそのことを書いていきます。
ただ昨日は皆さん知っての通り、金曜日、平日でした。なので、彼女とはどこか出かけるでもなく、ただ限られた時間の中で過ごすことになりました。彼女とは職場が一緒ですが、周りは知らないわけなので、最初は職場のみんな同様に手作りのパウンドケーキを一切れもらいました。もちろん、言うまでもなく美味しかったですが、それ以上に心の中で自分だけにこのあと特別なプレゼントがもらえることに喜びを隠しきれませんでした。こういうことを言うと、何だか人のことを蔑んでいるように思うかもしれませんが、そういうことではなくて。ただ単に、一般論みたいな普遍的な考え方、価値観が嫌いな自分にとって、特別や個性というのはある種自尊心を高める機会にあたるのです。だから、彼女にとっての一番は自分、という誇りはやっぱり嘘偽りなく、嬉しい、ただそれだけのことです。
そんな心満たされる中、仕事が終わり、お互い待ち合わせをしていると、彼女から早速自分だけのバレンタインデーをもらいました。中身は同じ手作りのパウンドケーキですが、一切れではなく一斤?(単位不明)とにかくたくさんの量をもらいました。これには家族みんなで食べて欲しいという彼女なりのメッセージがあったそうです。だから、自分は家族にもお裾分けすることを約束し、また何より久しぶりの本命のバレンタインに心は満ち溢れていました。だから、自分はその場で渡せるプレゼントとして「ありがとう」を伝えましたが、それだけで今日もらったものと並ぶわけもないので、来たる3月のイベント、ホワイトデーにてしっかり彼女へのお礼をしたいと思います。そんなことを胸に誓い、その日はご飯を食べて、少しダラダラしながら楽しいバレンタインデーを過ごしました。
それにしても、今まで季節は春、夏、秋、冬の4つで形成されては、それが繰り返されていくだけの毎日でした。しかし、彼女と出逢い、付き合って、春、夏、秋、冬の中にももっと細かなイベントがあって、しかもそれは本当は楽しいものだと教えてくれました。だから、そういう小さな幸せに気づかせてくれた彼女にはやっぱりイベントの度に感謝したいですし、自分もそういうイベントの波に乗って、彼女にこれからも魔法をかけ続けていきたいですね。ちなみに、自分事ですが、甘い食べ物は苦手です。しかしながら、今回彼女の作ったパウンドケーキの甘さは苦手じゃありませんでした。それはもちろん、彼女にもそのことが伝わっていることもあるかも知れませんが、それ以上に、バレンタインデーで苦い思い出を過ごし続けてきた自分が、今年は甘い思い出を、という調味料があるのかななんて思ったりもしました。そんな魔法にもしかかっているなら、解けずにいつまで続いて欲しいですね。溶けるのは、チョコだけでいいのです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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