僕が一番欲しかったもの
こんばんは。Nanashunです。
一昨日、昨日、東京ドームにて「ap bank fes 25」が開催され、自身では初となる両日参加をして参りましたので、今回はその感想を書いていきます。
先ず、1日目は地元の友達と行きました。その友達は今回出演するMr.Children(ミスチル)の大ファンであり、過去には30周年ライブ「Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス」に一緒に参加するほどでした。そんな友達と参加した初日ですが、印象に残ったライブをあげると、先ずはスガシカオとB'zの松本さんとの一夜限りの「Real Face」でした。小さい頃からKAT-TUNは聴いてきたので、先日解散と聴いた時はやっぱりどこか寂しかったですが、そんな時に作詞・作曲である2人がこのような形で歌ってくれたのはアガりましたね。次にやはりミスチルでした。お互いに「Mr.Children tour 2024 miss you arena tour」以来半年ぶりの参加でしたが、また一段と違ったセトリに胸を躍らせていました。例えば、1曲目の「擬態」。イントロが鳴った時は正直、すぐに気づかなかったものの、気づいてからは鳥肌モンでした。それから3曲目の「HANABI」。有名曲でありながら、一回もライブで聴いたことがなかったので、今回聴くことができて良かったです。ちなみに、こちらは2日目も披露されましたが、あまりミスチルを知らない彼女ですらこの曲が聴けて満足そうでした。そして7曲目最後の「彩り」。今回フェスのテーマが〜社会と暮らしと音楽と〜というテーマなのですが、まさにそれにふさわしい楽曲で、心がぽかぽかしました。そんなMr.Childrenのライブは両日ともに最高でした。次に印象に残っているのは、槇原敬之(マッキー)さんです。マッキーも言うまでもなく、有名曲がたくさんあるレジェンドアーティストですが、やっぱりみんな知っている曲を持っているのはすごいと思いました。「遠く遠く」「どんなときも」をみんなで合唱できたのは一生の思い出です。そんな中でも、初めて聴いた「僕が一番欲しかったもの」は正直言って、今回のフェスで唯一涙を流す場面でした。これについてはまたどこかでお話します。とにかくそれくらいいい曲でした。そして最後にB'zです。まさか生きているうちに生でB'zを、しかもこんな早い時から観れるとは思ってもいませんでした。だからこそ、最後に披露された「ultra soul」は誰がなんと言おうと、ぶち上がりましたし、これもまた忘れられない思い出になりました。また、稲葉さんは声量がバケモンでしたし、松本さんは1人だけギターの音が違って聞こえました。明らかにレベルの差を感じた、圧巻のライブでした。そんなところでしょうか。1日目は言うまでもなく最高でした。
2日目は彼女と参加しました。彼女とは2回目のフェスであり、特に付き合ってから応募したフェスでは初めてでした。つまり、恋人としての絵が浮かんだフェスを迎えた日こちらもまた楽しみでした。先ず印象に残っているのは、Saucy Dog(サウシー)。自分も彼女もサウシーはかなり聴くので、普通に一緒に聴くことができて嬉しかったです。やっぱりサウシーは恋愛ソング多めなので、彼女が隣にいるとちょっとキュンとしちゃいますね。それからマカロニえんぴつも良かったです。東京ドームということもあり、「レモンパイ」「恋人ごっこ」と、ヒット曲連発のセトリにとても満足でした。ちなみに、この日もミスチルは言うまでもなく良かったので割愛します。次にSuperflyです。「愛を込めて花束を」。なんというか気持ちがほっこりしました。マッキーの時もそうですが、やっぱりみんなが知ってる曲って、ライブ映えしますよね。またJUJUも良かったです。ミスチルのボーカル桜井さんと歌った「くるみ」はまさに一夜限りのコラボであり、こんな貴重な「くるみ」を聴けたことに贅沢を感じていました。最後に宮本浩次です。一曲目の「今宵の月のように」で会場のすべての空気を持っていったような気がします。正直、彼女も1日の中で一番この宮本浩次のライブが印象に残っているらしく、それくらいインパクトのあるライブでした。改めて、表現者というものがもつエネルギーはすごいと思いました。そして、全体を2日間を語る上で外せないのがbank band。ミスチルの桜井さんとプロデューサーの小林武史さんから構成されたバンドです。このバンドの「奏逢〜bank bandのテーマ〜」、「to U」は個人的にも聴きたかった曲なので、聴くことができて良かったです。また、新曲の「カラ」もとても良かったです。最後にはドーム一体に花吹雪の舞う演出は、見るものをとても魅了する、美しい瞬間でした。そんなあまりに豪華すぎる2日間はあっという間に幕を閉じました。
ちなみに、2日目のこと。やっぱり1日目の地元の男友達と違い、足腰の弱い彼女は女性なので、途中立っているのが辛そうな時もありました。しかし、そんな時は無理させず、気にかけることも忘れずに意識していました。これは今まで男友達としかフェスに行ってこなかった自分にはない価値観で、だからこそこういう気遣いができたのは、個人的には良かったです。どうしても、何かに夢中な時は些細なことが見落としがちですが、逆に何かに夢中な時こそ、些細なことにも気を使える人になりたいですね。彼女とはこれからもたくさんのフェスが予定されています。今までのような屋内フェスに加え、中には初となる野外フェスもあります。そういう初めての瞬間は、もちろん好奇心がくすぐられるのもそうですが、だからこそ細心の注意を払わなくてはいけません。これは自分の中でずっと置いている価値観ですが、やっぱりライブやフェスは帰るまでがライブやフェスなのです。それでいうならば、その瞬間だけでなく、はじまりとおわりもしっかりリカバリーして、一緒に行ってくれた人に、最高の日だった、と思ってもらうことがゴールなのです。だから自分は、これからも彼女然り、共に人生を歩んでくれる人の最高を更新するために、これからもあらゆることに意識を向けていきます。でも、それで疲れてしまっては本末転倒なので、そこは無理のない程度に。そして一番は自分も心から盛り上がること。自分が最高の一日だったと思えれば、それはきっと隣にいる人も最高なのです。それでいうと、今回は2日間とも最高の時間でした。それであるならば、きっと地元の友達も、彼女もお揃いの気持ちなんじゃないかな、なんて思って、ブログを終わりにします。
読んで頂き、ありがとうございました。
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