クロノスタシス
こんばんは。Nanashunです。
昨日、大学のお世話になっている先輩に彼女を紹介するという、なんともいえない機会がありました。今回はそのことを書いていきます。
前提としてなぜそんなことが起きるのかという話をしたいのですが、これは彼女のコミュニケーション能力と自分の行動力が上手く重なったからです。先ず、彼女はブログでも触れてきた通り、友達が多く、だからこそコミュ力も高いです。そのため、自分が冗談っぽく「今度会ってみる?」なんて言ったら、彼女も全然大丈夫、むしろ会いたいくらいまででした。次に、自分はそんな冗談を冗談で終わらせることもないくらいには、真っ直ぐに言葉を受け取ってしまうので、行動に移してからそれを形にするまで、時間は要さなかった、ということになります。とはいえ、自分たちが良くても、本題の先輩方が良いとは限りません。それでも、自分が今まで積み上げてきた関係値に先輩たちは一寸の疑いもなく、快く受けてくれました。このようなことが噛み合い、僅か1か月もしないうちに、それは実現されました。
当日、先ず自分と先輩はいつも通り、3人でご飯を食べていました。しかしながら、自分が胃腸炎明けということもあり、そこまで盛り上がることはなく、どちらかというと心配されてしまった会になってしまいました。それでも、変に盛り上げようとしなくても落ち着くこの会は、ほんと自分にとって大切な会であるということを改めて認識することもできました。そんな落ち着いた会話をしていると、だんだんと彼女との約束の時間が迫ってきました。すると、自分で企画したにも関わらず、緊張が込み上げてきました。またそんなソワソワした自分に、先輩方も緊張が伝染してしまいました。しかし、そんなことも知らずに彼女にそのことを伝えると、全然緊張した様子はなく、相変わらずだなと一周回って安心してしまいました。
定刻になり、彼女と合流すると、すぐさま先輩たちの元へ。みんな緊張しているなんて言っても、会ってしまえばそこまでで、空気はだんだんと作られていきました。そんな空気が出来上がったことに安心して、黙りこんでしまっていると、先輩と彼女に怒られてしまいました。汗 それでも、いじられることで場が和む瞬間においては、別に悪気などせず、むしろ自分が描いてような絵が目の前に起きていることになんだか幸せを噛み締めたくなる思いでした。中でも、自分がこれを企画をしてよかったと思うのは、先輩たちに自分の素敵な彼女を紹介できたこと、彼女に自分の素敵な先輩を紹介できたことが嬉しかったです。自分に出会ってくれた人たちは、素晴らしいんだぞということを誇らしく双方に紹介できたのが何より嬉しかったです。また、付き合いたての頃のブログには書きましたが、自分は先輩方には特別な思いがあります。それは大学から自分を応援してくれていたということです。それであるならば、やっぱり自分は恩返しがしたかったです。それは別に嫌味っぽく、自分の幸せを誇示するわけでもなく、ただ単に自分はこんな素敵な彼女に出会えて、今、幸せです、ということをお世話になった先輩方に伝えたかったです。それが果たされた昨日は、全然喋れなかったですが、それは噛み締めていたからであって、緊張でもましてやつまらないからでは全くありません。ただ只管に、多幸感に満ち溢れていました。
会が終わり、先輩方とお別れとなると、先輩方が自分たちの2ショットを撮ってくれました。それはもちろん嬉しいですが、せっかくならと自分は4人で4ショットを撮ることを提案。すると先輩たちは自分の自撮りの不器用さに呆れながらも、どこか楽しそうでした。そんなやり取りを横目に彼女も楽しそうでした。その写真は今でもあまりに信じられないような奇跡の一枚になっており、改めて自分の想像したものが現実に起きたことに驚きを隠せません。それもそのはず、過去に出会った先輩たちが、出会うことのなかった未来の彼女と出会うことになったのです。そして、その美しい瞬間が切り取られた一枚が生まれたのです。そう思うと、先輩方には自分の未来が、彼女には自分の過去が映ったことになります。そんな止まっていた時間を自分で動かすことができたのも、先輩方をはじめ、彼女の懐の広さに限ります。だから、昨日は本当に感謝したい日でもありました。ありがとうございました。これからも自分は彼女との時間を進めていきます。そしてそれがきっとまた、先輩たちへの恩返しになるのでしょう。
読んで頂き、ありがとうございました。
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