番が回って
こんばんは。Nanashunです。
今週は部署変更もあり、かなり疲労も溜まった一週間でしたが、それに比例して嬉しいこともたくさんありました。今回はそれらについて書いていきたいと思います。
先ず、嬉しいことの一つ目として商談が上手くいったことです。それは自分が入社して半年のこと。初めてと言っていいほど、1人で商談を進めたのですが、先輩の案件からの引き継ぎ、また新卒ということでかなり最初の頃は先方から怒られることが多々ありました。そもそも、初めから営業が苦手な自分にとっては怒られても当然、なんて思って開き直っていたのですが、それが続くとだんだんとストレスになるもので。時にはその商談が嫌な時もありました。しかし、それでも先方は理不尽に怒るわけではなく、自分を初歩的なミスや過ちを正すように、まるで自分が商談されているかのように育ててくれていました。そんな先方ともやりとりも部署変更に伴い一昨日に最後を迎えたわけですが、その商談が今までで一番笑顔の溢れる商談になったのです。これには自分の成長を感じるとともに、なんだか怒られ続けた日々も今では経験として懐かしいと思えるようになりました。商談後、お礼のメールを送った時にも、文末に「頑張ってください。」と書かれていたのを見た時、正直嬉しかったです。確かに、当時は嫌で今すぐにでも担当を降りたいと思っていましたが、こうしてみれば降りずに、諦めずに、必死に喰らいついてよかったなと思いました。図らずとも、3月はお別れの季節になったわけですが、今はただひたすらにありがとうございましたという気持ちが強いです。
二つ目は飲み会が楽しかったことです。正直、自分は今まで会社の飲み会があまり好きではありませんでした。それは別に飲まされるから、とかいう安直な理由ではなく、ただひたすらに会話の内容が面白くありませんでした。それでも、今回新しく配属された部署は先ず少人数というのもありますが、一人ひとりにスポットライトが当たった飲み会であり、かなり自分も伸び伸びできました。また、一緒に働く人の腰も低く、目に見えない居心地の良さを感じていました。そんなことを同じ部署の彼女に伝えたら、なんだかホッとしていた様子でした。それもそのはず、前回書いたブログの喧嘩も会社の飲み会であったこともあり、飲み会に後ろ向きな自分が、楽しいと思えたことに喜びを感じているようでした。そんな彼女を横目に自分も嬉しくなりました。また、翌日には大学の後輩との飲み会がありました。この集まりは自分が大学に入学してから最も古いコミュニティで、付き合いはもうかれこれ3年になります。とはいえ、自分が社会人になってからはなかなか会う機会がなく、今回も半年ぶりでした。そんな会がつまらないわけがないのですが、もっと楽しいと思わせてくれたのは、やっぱり彼女の存在でした。当日、実は1人遅刻してきたのですが、開口一番、「彼女の話しちゃった?」というともう1人の後輩が「来るの待ってたんだよ!」と大盛り上がりで、なんだかずっと接待されていたような日でした。それでも、3年の付き合いの中でどれだけ自分が恋愛においては苦労してきたかを知っているがゆえに、もはや後輩たちは自分事のように喜んで話を聞いていました。ある時、後輩から「変わっちゃいましたね。」「寂しいです。」なんて言われた時はびっくりしましたが、それはなぜか後輩に伺うと、「纏ってるオーラが違う。」となんだか冗談と本音の間を泳ぐ言葉をかけられました。詳しく問い詰めると、彼女のことを話す自分がなんだか幸せそうに思えて仕方ないそうです。でも、だからこそずっと世話してもらった後輩からすると変化や寂しさを感じるようでした。ちなみに、これは2月にも全く同様のことを先輩や後輩に思われては、言われており、もはや自分というたった1人の人間をどれだけの人が応援していたかがわかるそんな瞬間でした。でも、それは言うまでもなく彼女の存在あってのことですので、それはどこまでいっても彼女に感謝したい内容です。ほんとうにいつもありがとう。
さて、そんな感じで今週一週間、バタバタしながらも結果楽しく終わることができました。そんなもらいすぎた一週間を振り返って思うのは、やっぱり与えれば返ってくると言うことです。仕事も人間関係も弛まず与え続けることで、いつか返って人の心を動かすということです。しかし、これは与えている時はなかなか気づかないものです。特に自分は見返りを求めて何かそういう与えようという行動をしていないので。それでも、どれだけ時間がかかったとしても、やっぱり何か関わったものから見返りがあると嬉しいものです。思えば、いつも自分は自分を犠牲にしてまで相手の幸せばかり祈っていました。そんな時、いつかに彼女に言われた、「一緒に幸せになろう」をまさに最近体現できています。それは今週でいえば、今まで積み重ねてきたものがやっと報われた瞬間でもあるのです。寂しいと思ってもらえることも、きっとその人のことが好きだからです。それがわかるなら、申し訳ないけどかける言葉はありがとうです。
そんな幸せ溢れた一週間をまた繰り返していければいい。そうして繰り返す中で、幸せを相手の番にしたり、自分の番にしたり、しまいには一緒に幸せになれたらいい。そんなことに気づかせてくれた彼女に、今もなお好きだと声を大にして言えばいい。その声がまた番を回って自分の元に返ってきたら、その時は一緒に幸せになろう。
読んで頂き、ありがとうございました。
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