轍
こんばんは。Nanashunです。
昨日は今年では初となるライブに参戦してきました。しかも、ライブでは初となるSUPER BEAVERの演奏は自分の想像を何倍をも超える心震えるライブでしたので、今回はその感想を書いていきます。
今回はSUPER BEAVERとUver World、SUPER BEAVER(ビーバー)とTHE YELLOW MONKEY(イエモン)が対バンするという豪華なライブでした。自分はビーバーはとちろん、イエモンが好きで、ちょうど昨年ROCK IN JAPAN FESTIVALに行った時にまさに一緒にライブに行った友達と一緒行くことになっていたのですが、なんと当たらないかと思ってお互いチケットに応募したところ、両方当選してしまうという奇跡が起きました。そこでお互い、別々の知り合いを誘って行こうとなり、自分はビーバーを好きになったきっかけと言ってもいい、彼女に声をかけました。すると、彼女は断るはずもなく、二つ返事で一緒に行くことになりました。
1週間前になり、彼女とも当日の予定を立てていました。しかしながら、そのタイミングで自分の親知らずが暴れだし、しかも今回は過去にないほどの痛みでした。それもあって、当日は当初の予定であったお昼ご飯等をキャンセルし、できるだけライブだけに絞る予定に調整しました。しかし、彼女は楽しみにしてだけに、そのキャンセルに気持ちを落としており、また、もっと事前に防げたことを思い、なんだかやるせない気持ちも出ていました。それもあって、せっかくのライブだというに雰囲気は最悪で、自分も、彼女も気まずい空気になっていました。しかし、そんな雰囲気のままいたいと思うはずもなく、お互いに努力できた結果、ライブ前にはいつもの調子を戻すことができました。
ライブが始まりました。ライブレポートについては別途記載の通りですので、ここでは二人共通で好きなビーバーを中心に描きますが、先ずは「ひたむき」が印象的でした。というのも、これは自分たちが初めて一緒にビーバーのライブに参戦した昨年のCOUNT DOWN JAPAN 24/25で披露され、その時自分が知らなかった曲だからです。あの時一緒に盛り上がれなかった曲を長い月日の中で一緒に盛り上がれたのは、個人的には歩みを知るようで嬉しかったです。次は「青い春」です。自分がビーバーで初めて知ったこの曲は、同じくCDJでも披露された楽曲であり、自分たちにとっては思い入れのある曲でした。それもあってか、居ても立っても居られず、イントロが流れ出すと自分は隣にいる大好きな彼女の手を強く握りました。すると、彼女も強く握り返してくれて、ライブそのものは記憶できていないのに、なぜかその時に触れた事実だけは今でも熱を持って覚えています。自分の青い春をこうして塗り替えてくれる彼女には、これからも隣にいてほしいです。そして最後に「アイラブユー」です。これも同じくCDJでも披露された楽曲であり、自分たちにとっては思い入れのある曲でした。だからか、気づけばこの時も同じように自分は彼女の手を握っていました。それに加えて、彼女と一緒に向き合って一緒に歌い合った瞬間もあり、たった5分にも満たないうちの限られた時間の中で、これほどまでに凝縮された幸せを十分すぎるほどに感じました。しかし、そんな始まる前の雰囲気がまるで嘘かのような幸せに包まれた空間も有限で、気づけば終わりを迎えていました。
ライブ後、自分たちはご飯を食べながら振り返りをしていました。当たり前に楽しかったのはもちろんですが、今回はそれをずっーと言っていた気がします。自分たちは日々の中でもたくさんの楽しいを感じてはいますが、どれも感情は一時的なものに過ぎなくて。だからこそ、こういう感情が持続的に続いていたことは、改めてライブの、SUPER BEAVERのすごさを感じました。人の心にこれほどまでに残る影響力には、自分も脱帽でした。個人的には、やっぱりライブを重なることに楽しみ方が適応できていることが嬉しかったです。それはあの時知らなかった曲を知ることができたり、そもそもあの時出会っていなかった時の音楽をこうして今、お互いの大切なとして響かせたり。なんだか、時を越えて自分たちの手元に届いたようなプレゼントのように思えてなりません。また、振り返ればそこには一歩一歩歩んできた轍があって。それは決して真っ直ぐとは言えず、どちらかと言えばうねりを見せた迷いのようです。それでも、それがまさに人間らしく歩んできた証拠であり、自分たちらしさです。だから、自分はその轍を見るたびに、乗り越えてきたことへの自信になっています。その自信はこれからもずっと大きくなる一方です。それがわかっていると、この先迎えるライブやフェスは経験と共に喜びも倍になっていくのだと思いました。そんなことがわかっていながら、過ごす人生は素晴らしい。なんて贅沢な人生なんでしょうか。でも、それも全ては隣にいる彼女の存在であって、自分の人生はいつからか踵4つの人生になっているのでした。その轍がいつまでも踵4つであるように、これからもたくさんの思い出を紡いでいきます。
読んで頂き、ありがとうございました。
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