小さな革命

 こんばんは。Nanashunです。

 先日、4月23日のこと。その連絡が流れました。SUPER BEAVERのボーカル渋谷さんことぶーやんののどの不調による、公演キャンセル。ファンにとって心配と悲しみに満ちた日が訪れました。自分は、当日の公演に参戦予定はなかったものの、翌週に控えるロキノンフェス「JAPAN JAM 2025」に参戦予定でしたので、同行する彼女と気持ちを落としていました。連日、病院と診療により回復をしているとのことは受けましたが、実際、そのJAMを迎えるまでも別のフェスをキャンセルしていたビーバーに、自分も彼女もかなり望みの薄いことにかけていました。しかし、お互いビーバーを信じることだけはやめず、だからと言って過度に期待をすることもせず、ただただ発表を待つのみでした。

 前日になりました。前回までの発表も12:00に通知が来ていることから、いつかいつかとその時を待っていました。GWながら、自分も彼女も仕事ではありましたが、お互いに気にかけていました。定刻になりました。Xを更新すると、そこには「渋谷龍太 復帰」の1行が。あまりにも嬉しく、でもどこかそれとも違う安心のような気持ちが、寝不足の身体中を駆け巡りました。すぐさま、彼女に連絡すると、彼女も同様に喜びとも違う、安心のような気持ちでいるようでした。そして、そこから自分の中の想像力が膨らんで行きました。大好きな彼女と初めての野外フェス。大好きな彼女と三度大好きなビーバー。迎える前にすでに最高の景色が広がっていました。その最高の景色が見えるとだんだんと身体にも影響し、しまいには鳥肌まで立ってきました。落ち着け、仕事中だぞ、と自分に言い聞かせ、寝不足、筋肉痛など言ってられないぞと自分を冷静に保ち続けました。そして時間が経って、落ち着いたところでこのブログを書いています。

 正直、どちらに転んでもおかしくなかった今回の発表。ライブやフェスなら長年参加する自分も、はじめての出来事でした。彼女が期間中に、ライブやフェスができるのは当たり前じゃないと言っていましたが、その通りだと思います。それは今回みたいにアーティスト側の体調もあれば、参加するファンの体調も万全でなければ、その日は成り立つことができません。でも、だからと言って、自分にできることといえば、自分の体調管理くらいで、アーティストにできることもまた、自分の体調管理くらいなのです。ぶーやんはよく言っていますが、音楽で世界を変えることはできません。それは腹も満たさないし、住むところにもならないし、今回のように病気を治す効力すら持っていません。しかし、前回のブログでも書いたように、自分の体調が彼女のおかげで良くなったり、そこにはきっと見えない何かがあるのだと思います。そして、今回もその見えない何かがぶーやんを救い、今回のような回復に至ったと思っても決して綺麗事ではないと思います。


小さな革命を
当事者であれ 当事者であれ
大きな世界は変わらないとしたって
君の夜明けのきっかけになれたら


そういう小さな革命をビーバーとファンのみんなで起こせた前日は、きっと今日の夜明けになります。当事者であれ。今日は最高の日になるだろう。

 読んで頂き、ありがとうございました。

Nanashun's Portfolio

NanashunのPortfolioです。

0コメント

  • 1000 / 1000